タンカ61 脈診[6] |
タンカ61「脈診(6)」も、『四部医典』の第四部「結尾(けつび)タントラ」の第1章を、絵にしたものです。 父子脈(ふしみゃく)が前のタンカ60にありましたが、ここでは夫婦脈(ふうふみゃく)です。 夫の病気には妻の脈を、妻の病気には夫の脈を、それぞれ診ることにより、今後を占うというものです。それらの絵が、1枚のタンカの3分の2ほどもあり、ある驚きをおぼえます。 そのすぐ後にある妊婦脈(にんぷみゃく)には、 右(手)の腎の脈が強ければ、男(の子)を産み、 左(手)の腎の脈が強ければ、女(の子)を産む。 とあります。これは実験できそうな気もします。 |
四部医典タンカ一覧へ |