タンカ59 脈診[4] |
タンカ59「脈診(4)」も、『四部医典』の第四部「結尾(けつび)タントラ」の第1章を、絵にしたものです。 脈診と、現代人の信じられない関係は、さらに大きくなります。 例えば、以下のようです。 心脈の異常をもたらす祟(たた)り――母系の家の鬼、鬼王、悪魔、龍王(りゅうおう)、女魔(じょま)、落馬鬼、魔鬼など。 脾脈の異常をもたらす祟り――敵または友人の家の護財鬼、男鬼、羅刹(らせつ)、鬼魂(きこん)、離間鬼(りかんき)など。 そうした鬼邪の祟りを促進する要素として、三角形の建物や赤土の山に入る、塔のような山をすぎる、などがあるそうです。 |
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