タンカ40 火灸、穿刺および瀉血の穴位[前面] |
タンカ40「火灸(かきゅう)、穿刺(せんし)および瀉血(しゃけつ)の穴位(前面)」は、『四部医典』の第三部「秘訣(ひけつ)タントラ」の第1章を、絵にしたものです。 最上段には、美しい絵があります。ここから第三部であり、薬王の化身の聖者が「秘訣タントラ」を講じています。 火灸は火針(かしん)ともいい、熱した針でツボを刺す治療法です。このタンカでは、赤いポイントで標示しています。 穿刺とは、化膿した部位の診断や治療によく用いる方法で、黄色のポイントで標示してあります。 瀉血も、チベット医学でよく用いられ、皮膚に近い静脈を切開し、少量の出血をさせます。青いポイントです。 |
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