タンカ35 薬物の分類[2] |
タンカ35「薬物の分類(2)」は、『四部医典』の第二部「論説(ろんせつ)タントラ」第21章の後半を絵にしたものです。 前のタンカ34をうけて、 ベーケン(寒性)病を治療:ザクロ、草果(そうか)、ヒハツ、光明塩(こうみょうえん)など。 ルン(風性)病を治療:ニクズク、赤砂糖、各種の骨など。 黄水(おうすい)病を治療:樹脂、決明子(けつめいし)、メギの根皮など。 虫病を治療:麝香(じゃこう)、阿魏(あぎ)、ヒヨスの実、ハナウドなど。 下痢を治療:ヒョウタン、五味子(ごみし)、シェラックなど。 水腫を治療:硝石(しょうせき)、カニ、砂金、ショウズクなど。 催吐(さいと)の薬物:カラシナの種、ツワブキ、ショウブなど。 瀉下(しゃげ)を治療:ミロバラン(訶子)、大黄(だいおう)、狼毒(ろうどく)など。 に分類しています。 |
四部医典タンカ一覧へ |