タンカ31 補助薬物[1] |
タンカ31「補助薬物(1)」は、『四部医典』の第二部「論説(ろんせつ)タントラ」の第20章を絵にしたものです。 すでに薬物のタンカが25から30まであり、600種類以上もの鉱物・植物・動物を起源とする薬物がありました。チベットにはさらに追加すべき、多くの薬物がありそうです。 最初の瑪瑙(めのう)から雲母(うんも)まで、タンカ22は鉱物性の薬物です。銀の粉も、鉄のさびも、チベットでは全て薬物です。 その後、トウセンダンからアカザまで、82種類の植物です。ベンケイソウが多くありますが、最近、紅景天(こうけいてん)として評判です。タンポポやボタンなど身近な植物も、薬草として描かれています。 |
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