タンカ22 起 居 |
タンカ22「起居」は、『四部医典』の第二部「論説(ろんせつ)タントラ」の第13章から第15章までを、総合的に絵にしたものです。 健康を保つために、日常の生活の仕方、例えば、 良薬をいつも備えておく、暴力は避け、大河は渡らない、 などの他、季節に応じた起居が大切なことも強調されています。 春は、蜂蜜や生姜湯をとり、木陰で休息をする、 夏は、牛肉や酒をとり、直射日光に当たらないように、 秋は、甘・苦・渋の味の食物をとり、衣服に香をたく、 冬は、肉スープを飲み、皮の着物を着る、 など興味深い内容です。 |
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