タンカ16 人体の主要部分 |
タンカ16「人体の主要な部分」もまた、『四部医典』の解説書である『四部医典藍瑠璃(らんるり)』の「論説(ろんせつ)タントラ藍瑠璃」第4章を絵にしたものです。 人体には、肉(にく)・脂(あぶら)・骨(ほね)・白脈(はくみゃく)・黒脈(こくみゃく)・臓腑(ぞうふ)という6つの主要な部分があります。仮に骨が損傷すれば、激痛が走ります。白脈が損傷すれば、感覚は無くなり、運動もできなくなります。 その主要な6つにも、とくに重要な96の部位があり、そこを損傷すれば、もう救助することは不可能です。いわゆる「急所」です。 その次に重要な49の部位は、もし損傷しても、処置が適切であれば、生命は保つことができます。 |
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