タンカ15 人体の白脈 |
タンカ15「人体の白脈(はくみゃく)」も、『四部医典』の解説書『四部医典藍瑠璃(らんるり)』の「論説(ろんせつ)タントラ藍瑠璃(らんるり)」第4章を絵にしたものです。 白脈は、タンカ12にあったように、人体にある3種類の脈のうちの1つです。ここではさらに詳しく、それを解説します。 白脈の源は脳髄にあり、そこから19本の枝となり、下っていきます。そのうち6本は、体の表面に現われるようにして、四肢に分布していき、さらに枝分かれします。 残りの13本は、体内に隠れるようにして、胸部や腹部にある臓腑に分布しています。このように、白脈は人体にとって、非常に重要な役割りを果たしています。 |
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