タンカ13 人体の連接脈 |
タンカ13「人体の連接脈(れんせつみゃく)」も、『四部医典』の解説書である『四部医典藍瑠璃(らんるり)』の「論説(ろんせつ)タントラ藍瑠璃」第4章を絵にしたものです。 連接脈とは、タンカ12でいう「360本に分かれた太い枝」の脈のことです。連接というのは、360本が120本ずつ3組になり、1つの組は皮と肉に、もう1つの組は骨と髄に、最後の組は臓と腑に、それぞれ連接するからです。 絵は「踊る骸骨(がいこつ)」のようであり、かなり人気の高いタンカですが、その内容は純粋にチベット医学のものです。 |
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