タンカ7 脈絡および瀉血部位[後面] |
タンカ7「脈絡(みゃくらく)および瀉血(しゃけつ)部位(後面)」も、『四部医典』の第二部「論説(ろんせつ)タントラ」の脈絡に関する内容を絵にしたものです。 瀉血とは、鋭い刃物などで、体のある部分を傷つけ、出血させて治療する方法です。タンカ6の前面には、計77の瀉血できるポイントが描かれています。タンカ7には、瀉血のポイントだけでなく、よくある病気に用いるポイントの名前を記しています。 これらのポイントやラインの描き方は、インドよりも、中国のそれに近いという印象があります。 タンカ36には、各種の医療器機があります。 タンカ72には、より具体的な瀉血の方法が描かれています。 |
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