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ストレス解消としての運動

■ストレスを解消させるためには
　べつのストレスが効果的

運動がストレス解消によいといわれるのはなぜでしょう？
仕事でたまったストレス(精神的ストレス)を解消させるには、仕事とは全く次元の異なった状態で、ストレス(肉体的ストレス)を生じさせればいいといわれています。運動でからだを動かしたときなど、よく、気持ちのいい汗をかいたといいます。気持ちのいい汗とは、交感神経がほどよく刺激され、肉体的ストレスが与えられて出てくる汗のことです。ゴロ寝のような消極的な休養は交感神経が刺激されず、ストレスも0(ゼロ)の状態ですから汗もかきません。からだの疲れはとれますが、それ以上の効果は期待できません。
適度な運動は筋肉をほぐし、血行をよくするので、からだにいいことはいうまでもありません。つまり、からだにいい汗をかけば、心にもいい汗をかいていることになり、精神的ストレスから解放されることになるのです。

■運動でストレス退治
　手軽にできるリラックス法

●	鏡に向かって顔の緊張を解きほぐす鏡に向かって、口を軽く開け、目の力をゆるめてみましょう。鏡に映っているもう一人のあなたがほほえんだらあなたも笑い返してみましょう。

●	椅子にすわって眠り込むように椅子に深く腰かけ、からだ全体の緊張をとるように、腕をダラリとおろし、足は前に伸ばします。目をゆっくり閉じます。そしておなかに息をゆっくり大きく入れます。そしてスーと吐きます。これを繰り返しましょう。
●	からだ全体を伸び切らせ、ダランと力を抜く指を握り合い、息を吸いながら両腕を伸ばしていきます。つま先立ちしてからだ全体を伸び切らせたら、フーと大きく息を吐きながら上体・腕をダランとおろします。
●	首・肩・腕をふるわせる首・肩・腕を小刻みにぶるぶるふるわせます。リラックスしてないとギコチなくなります。
●	片方の足をあげてブルブルと一方の足を軽くあげ、前と同様に小刻みにふるわせます。

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