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健康づくり情報

健康ポケットカード


健康ポケットカード
伝統医学
鍼灸

体の表面にある360あまりあるツボ(経穴)を効果的に刺激する方法に、鍼(ハリ)と灸(キュウ)があります。


鍼治療の最も優れた効果は、鎮痛作用です。神経痛、リウマチ、五十肩、関節の痛み、頭痛、腰痛などには特に速効性が認められ、現代医学のペインクリニックにも応用されています。
日本では、管に鍼(針)を通して、管を軽くたたいて挿入する管鍼法が主に用いられています。中国では管を使わずに鍼を体に直接刺入します。
その一方では、体に鍼を刺入しない方法もあります。それは、皮膚の上から刺激する小児鍼やローラー鍼、ばんそうこうのように貼って使う円皮鍼や皮内鍼などです。

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熱によってツボを刺激します。古くからよもぎの葉に含まれる綿状の繊維を集めて作った艾(もぐさ)が使われてきました。
皮膚に直接もぐさを置いて燃焼させる方法が一般的ですが、刺激が強すぎたり火傷したりすることがあります。また、味噌やにんにく、生姜を皮膚ともぐさの間に挟む間接灸という方法や棒状に巻かれたもぐさに火をつけて、皮膚に近づけることにより皮膚を温める温灸という方法もあります。
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健康保険で鍼・灸治療が受けられるってご存知ですか?
神経痛・リウマチ・五十肩・頚腕(けいわん)症候群・膝関節症などの疾患の場合、健康保険の適用が認められます。
ただし、医師が同意した場合に限ります。具体的には、鍼灸師会または鍼灸院が出す同意書用紙に担当医師のサインをもらい、鍼灸院に提出すればOKです。

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